パリの写真家パートナーとの撮影や交流などを通じ、私の人生の半分を占めてきた「写真」を軸にして
記事の内容を整理する事にしました。
フランス人男性と日本人女性の「写真」を通した感覚の違い
文化による表現の違い(その多くは、個性によると思う)
正直、それらの中で改めて自分を発見する事は非常に多い。
「自分とは?」は、全く違う感覚の人との交流で浮き彫りになる(事がある)と知った。
詳しくは、⇒ このサイトについて
さて、ここで早速面白い事がありました。
ページに使うヒールの写真素材が欲しかったのですが
少し時間があったので自分で撮る事に。

見て分かる通り、ベッドに横になって足をあげて壁を背景に写したもの。
これは実際に写してみたら分かると思うけど、背景を考えるとこれしかいい方法が無かった
そして、Eryck(パートナー)から「今日は何してるのー?」とメッセージが来たので、写真を送付。
こんな風にして撮っているよ~という努力を見せたかったのだが・・・
「いいんじゃない?綺麗だと思うよ。
写真というのは・・・(説明が続く)
まあ、君の足の仕事は、君に任せるよ。
僕は今から仕事だからね。」(フランスとの時差は7時間)
そして、翌朝メッセージを開くと…

「マ・シェリ こんなのは好き?
君がヒールを履いた、その綺麗な足の写真を僕に送ってきたのは何故?
きっと心の中で、何か僕に言いたい事があると思うんだ。
そのハイヒールは、すこしSMの世界を表現してるの?
僕は悩んでいる。
僕は何をしたらいい?」
おお・・・私がSMプレイをしたいと思ってしまったのか。
5年ほど前に撮影で必要だったから適当に買ったハイヒールだけど
両サイドに鋲の入ったデザインだった。
そこまで気にせずに撮って送ったことに気付いた。
「ありがとう。
ただ、撮影してるのを見せたかっただけ。
悩まないで。」
と返信した。
壁に向かって足をあげて撮影している努力。
「すごい工夫だね。」
という返事を期待していただけだった。