上手な写真と下手な写真

あまりこのようなタイトルは好きじゃないのですが、長い間写真活動をしていて何度となく聞かれたり考えたりしたことです。
写真同好会を主催していた当時、色んなことを言われました。

写真家のF先生は「上手い写真は、見た時に何かを感じて印象に残る写真。」
二科会の支部長は「(構図が)スッキリ、(露出が)ハッキリ、(視点が)ドッキリ。」
大阪のT先生は「写真展で自分の作品を二度見されたら、心の中で”やったね”と思う」

また、写真家とカメラマン、写真作家は全て違う職種だ。とも教えられました。
結局のところ、「誰のために撮るか」に依るわけです。

当時200人近く会員がいたので、一部の人達に注目されていた部分もあり
「理屈ばかりで案外下手だね。」と思われたくなくて、好きでもない撮り方をしたり
自分では良いな、と思っても他人には見せないようにしたり自分の作品を隠す工夫をしていました。
代表者という肩書が重く自信が無かったのかも知れません。
一度、思い切って自分が好きな写真を公開したことがありますが「謎の記念写真」と言われ苦笑…
気の毒だと思われたのか、某写真家の先生が「すごい視点ですね。さすがです。」と言われましたが気遣いでしょう。
他人の評価なんて関係ない。などと言いながらも人一倍気にしていたのだと思います。
私が写真展をしたくない理由は、そこにありました。
今となっては、どうでも良いことです。

私の結論です。
「自分が納得できて他人が見て何かメッセージを伝えられたら、良い写真。」
みんな生き方も感性も何もかも違うんだから、勝手にレッテルを貼らないでください。
評価される為に撮ってる訳じゃないんだから「上手い、下手。」など余計なお世話。

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