オリジナルグッズを収益化する為に

ブランディング
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私がパーソナルブランディングを推奨している大きな理由に、共創ビジネスへの期待があります。
共創ビジネスは新しい事業を生み出すのが目的ですが、数年前から各業界で活発になってきています。
サラリーマンの将来が分からない不安定な状況下、多くの人たちがサイドビジネスを始めたり、何らかの形で動き始めているようです。
個人で動き始めている人達と、弊社が培ってきた実績や経験を組み合わせて事業化し、次世代に繋げていくのが今後の課題ですね。

グッズが売れる理由

「オリジナルグッズビジネス」は、一部の人にとっては有益なサイドビジネスになります。
その一部の人とは、その人や店を上手くブランド化している場合です。
もちろん、それは一般人でも可能なのです。
個人で上手くブランディングされていた身近な例をご紹介します。

眼鏡コンサルタント歴20年、メガネの全てを知るN氏がプロデュースしたレンズクロス

N氏は有名人ではありません。
メガネ屋さんに20年以上勤務されて、「他人よりもメガネの事を知っている専門家」として御自身を紹介されています。
「眼鏡ケースにピッタリのレンズクロスを作りたい。」と相談を受けて200枚のレンズクロスを作らせていただきました。
ちょうどいい大きさ、気の利いたデザインのメガネ拭きがないためです。
独自の形とデザインで、Nさんのお店ならではの商品となりました。

リンゴマニアの美味しいリンゴケーキ屋さんミニタオル

以前フィリピンではリンゴに高級イメージがあり、リンゴケーキは贅沢なスイーツでした。
フィリピンの料理研究家が作った「リンゴケーキ」専門店は、地元で人気になりましたが店内で売っていたミニタオルも人気に。
高級イメージが呼んだ相乗効果です。

おしゃれなレディスファッションストアの紙袋

かなり昔の事ですが、オシャレなショップの紙袋を持つのが女子高生の間で流行しました。
服を買うお金がなくても、紙袋を持っていることで「常連気分」を味わうような感じかもしれません。
タイニーパンプスという店舗の、黒字に赤いパンプスのデザインの紙バッグが大ブームでした。
最初は300円くらいでしたが、あまりに売れるので800円くらいに値上げされ敷居が高くなりました。

オリジナルグッズのプラットフォームで買わない理由

私は15年以上、個人・法人問わずグッズの企画と制作、収益化をサポートしてきました。
国内外の企業が撤退と参入を繰り返しているオリジナルグッズのプラットフォームがありますが、私は正直なところ、売れないのが普通だと思っています。
顧客の立場になって考えた場合、着用目的でTシャツを選ぶなら、色と形とデザイン、素材、値段などの要素を比較して購入するのではないでしょうか。
知らない人のデザイン、しかも同じ形で同じ素材、同じメーカーでデザインだけが異なるTシャツの行列、そのデザインが多ければ多いほど購入意欲が落ちるのが消費者の心理なのです。
これは、迷いが決断のストレスになるという脳の働きによるもので、100種類のメニューがある店と1種類しかメニューがない店で同じラーメンを食べても、後者の方が満足度が高いという研究結果もあります。
無在庫でグッズを販売するのなら、工場と直接ドロップシッピング契約して独自のSNSやECサイト、イベントなどで販売する方法を推奨します。

欲しいのは信頼と安心感

「●●賞を受賞した著名な写真家」と「無名だけど安い写真家」がいます。
もしもウェディングフォトを撮って貰うとしたら、どちらに撮ってもらいたいと思いますか?
たぶん「料金によるけど…」と言いたくなると思います。
特別写真に詳しいわけじゃなくても、許容範囲内なら有名な写真家に撮ってもらいたいのは誰でも同じです。
ウェディングフォトのように特別な写真なら尚更でしょう。
お客様は信頼と安心を求めていますので「これなら負けない」という実績や知識があるものをブランド化してみてください。
それがあれば副商材はいくらでも作れます。
写真には実績がなくても、フラワーアレンジメントで実績のある先生が写真教室を副商材に商品化するケースもありますし、料理教室×フォトというのも人気があります。
これらの場合はメイン商材である教室で信頼と安心を得ていますので、大きく不満が残る事はありません。
例え受賞歴がなくても「●●年の実績があるベテラン」「●●件の経験があるプロフェッショナル」という肩書が信頼を生みます。
だれにも負けないマニアックな知識がある事でも良いと思います。
ブランディングとグッズの企画制作については下記の記事もご参考になさってください。


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