
コロナ渦で得たものの中に「習慣化」があります。
習慣化で効果が顕著だったもの3つと効果について書いてみました。
実際に書き出すと沢山のことを習慣に紐づけて過ごしていることに気づきました。
我流でタスク管理を行うと注意散漫になって、うっかり忘れたり急な案件に振り回されたりと結構ストレスが大きかったのですが、習慣化すると日々に迷いが生じないので結果的に1日が楽ですし、モチベーションの浮き沈みもなく効率的です。
この魔法に気づいた私は、習慣化した行動に新たな習慣も紐づけたり削除したりしています。
行動開始のトリガーを作り習慣化する
主に以下の3つの習慣に沿って他の業務を紐づけしています。
習慣化は、3週間で脳に定着することが分かっています。一番つらいのは3日~10日。
最初の2日は続くわけですので、3日以降に続かないのは単なる気分です。
「取り合えず服だけ着替えて外に出よう」
「取り合えずパソコンのスイッチだけ入れよう」
面倒だ、と脳が想像し始める前に、心頭を滅却して動きます。
1.モーニングルーティン(トリガー)
2.ウォーキング(運動)
3.アイビー・リー・メソッド(計画)
1と2の間に3を実行するというのが日課ですので、出張時も殆ど同様のスタイルです。
一連のルーティンワークになっていないと結果的に時間を無駄にしてしまいます。
例えば「2,3日掃除してないなあ」「最近カップ麺ばかりで野菜食べてないから不調なのかも。」と考えてしまうわけです。
それが、余分な思考や意思決定で脳にストレスを与え、集中力を低下させると言われています。
スティーブ・ジョブズが「生産性の向上」のために毎日同じTシャツを着ていたというのは有名な話です。
モーニングルーティン(約30~40分)
外に出る予定がないとゴロゴロして起きない自分が嫌になり、毎朝目が覚めると行うことにしている習慣です。
1日開始のトリガーになるので、自己管理が下手な私には効果大です。
①スマホで国内外ニュースのチェック。(意識を内から外の世界に向けます)
・CNN
・AFPBBニュース
・ロイター
・NHK
・たまに大起源を見ます。
※芸能ニュース、ゴシップ関連は人間的成長に悪影響を及ぼしますので、お勧めしません。(⇒関連記事)
②ベッドで出来るストレッチ(3分程度)
錆が落ちる感覚があり、脳と体が起動します。
YouTubeで調べると色々出てきますが、自分に合うように組み合わせると良いでしょう。
③部屋の掃除(5分)
だいたいフローリングワイパーだけ。2週間に1度くらい水回りを含めて本気で掃除します。
じぶん以外に汚す人がいないので、日頃から気をつけておけば全然OK
④洗顔、PC電源をオンにします。
1日の始動です。ちょっと面倒だったり、モヤモヤとした暗雲が漂う感覚も無視。
これも心頭を滅却して機械的に。
⑤コーヒーを淹れる。
その間、昼食と夜ご飯の材料チェックとメニューを決める(具沢山野菜スープ+フルーツは必須)
こんなことが楽しいと思えると間違いなく幸せです。
⑥一人朝礼
今日の予定確認と昨日の反省など
⑦コーヒーを飲みながらボンヤリとメールチェック
取り合えずチェックだけします。
⑧朝食
通常はヨーグルトとバナナ。時々シリアル
ウォーキング(約30~40分)
夕方になると集中力が下がり気味になり、疲労を感じます。
疲れてくるとネガティブになるので、身体を動かしてリフレッシュします。
オーディブルを聴きながらウォーキングすると、あっという間に3キロくらい歩けます。
そして、走ったり歩いたりを繰り返すと体力と筋力が向上し、健康維持には丁度いい運動量です。
飽きないように4種類ほどコースを作ってますが、最近は公園の中を通るコースがお気に入りです。
ちなみに、天気が悪い冬の間(12~2月)は振動マシンを代替えに、その分読書量を増やそうと思ったのですが、結果的に大失敗でした。
振動マシンは達成感もなく、リフレッシュにもなりません。
習慣化できなかっただけでなく、やらないことから連動し時間をダラダラと過ごしてしまい、本もあまり読みませんでした。
逆に仕事後のリフレッシュ(リセット?)目的で飲酒量が増えてしまい、12キロ落ちていた体重が5キロリバウンドしてしまう結果に。
適度なアルコールは代謝を上げますが、私は飲み始めると止まらないのです。
アルコール量が増えた結果、冬の間の3か月間では、自己嫌悪と停滞感、焦燥感ばかりが募った気がします。
自分は、一つ何かが崩れるとドミノ倒しに面倒くさくなる性格なんだなと思いました。
アイビー・リー・メソッド(約30分)
これは、100年以上前から受け継がれている生産性向上のためのライフハックメソッドです。
前日の夜に翌日やることを重要な順に5~6個書き、プライオリティの高い順から片づける。という簡単な方法ですが、決定疲れを無くし重要な仕事を効率的に行うための手段として有名です。
ルールは、「一つが片付かないうちに他のことをしないこと。」「項目は6個まで。」
出来なかったことは気にせず、また翌日の「やること」にリストアップします。
前日の夜に行うことで調整もスムーズですし、毎日の確認で業務や目標の進捗も把握できます。
1時間半で1日のリズムが大きく変わる
以上の3つを合計しても、たったの1時間半です。
コロナ渦でリモートワークになった人も多いと思いますが、私も同様です。
クライアントさんやスタッフとは殆どオンラインミーティングですし、好きな時間に好きなものを食べられます。
気分が乗らないとお酒を飲みながら映画を観たり、仕事量を調整して自由な日々を満喫していました。
最初は気ままな生活に満足していましたが、そのような生活を2~3ヶ月も続けると感覚や能力が低下していくのを顕著に感じ始めたわけです。
「モチベーションの落差が激しい。」「感性が鈍る(小さな発見を感じなくなる)」「忘れっぽくなる。」「怠惰になる。」「焦燥感や停滞感がある。」などなど。
目の前のことしか見てないため気分もコロコロ変わってしまい、常に何かに追われているような余裕のない気持ちになってしまいます。
習慣化の大切さに気付いた切っ掛けは暴飲暴食による急性腸炎で、内臓の負担を減らし体質改善の必要性を痛感したことからでした。
「感覚で生きている自分に習慣化などできるわけない。」と思っていましたが、意外にも脳は慣れるのが早いものです。
3日ファスティング、ついでにウォーキング3週間と続けていくうちに日課になってしまい「やめると体が駄目になる。」という気持ちになりはじめました。
そうして習慣化してしまえば、ほかのタスクも便乗させて一層の効率化を設計しながら続けていくだけです。
ウォーキング中にオーディブルで知識を得たり、撮影スポットや新しいお店を発見するのも楽しいものです。
日常の小さな喜びが人生を豊かにするコツだと感じます。
何かを変えようと思っていらっしゃる方は下の記事も参考にしてみてください。

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