
人のうわさや悪口が好きな人は、どこにでもいますね。
他人の事ばかりに興味を持つ人は、自分の意見や生き甲斐が少ない人が多いと言えます。
噂や悪口を聞くと、脳にダメージを被る事が分かっています。
噂や悪口に付き合っても何の得にもなりませんので、出来るだけ距離を置くことをお勧めします。
噂が好きな人の心理
噂が好きな人は、他人を知ることで自分と比較したり優位性を知りたがる傾向にあります。
常に他人に興味を持ち他人の事を知りたがりますが、往々にして競争心が強くお喋りです。
噂好きの中には自分語りの多いタイプと、自分の事を話さないタイプがいます。
どちらかというと前者は本能のまま行動する単純な人が多く、後者は戦略家タイプが多い傾向です。
事情を知っている人だと思われたい
「あの人は、●●だから。」
と、よく知りもしないのに知ったように言う人がいますね。
知っている風に振舞って、優位に立ちたいという心理があります。
実際には薄っぺらい印象しか与えていませんので、損をしている事が多いです。
自分が上になった気がする
「知っている」と見せることで、話をしている相手より上になった気分になります。
他人を語る事と情報通は、対象が人なのか物なのかで異なります。
情報通、要するに知識のある人は誰からも尊敬されます。
知識が深い事と間違えているのかも知れませんが、良い印象は持たれません。
悪口が好きな人の心理
噂好きな人は、悪口も多いと言えます。
噂好きで、他人を褒めてばかりの人を見たことがありません。
逆に「●●さん、すごいよねー!」という話題が大嫌いです。
「でも、あの人●●らしいよ。」こんな風に水を差したりします。
いくら良い人を装っていても、人間性が現れる瞬間です。
自分を優位に見せたい
噂好きな人と共通しています。
悪口を言う事で、自分が上になった気分に浸り気持ち良いのです。
中野信子さんの著書「人は、なぜ他人を許せないのか?」に正義中毒について書かれていますが、同じ心理だと言えます。
同調する仲間が欲しい
悪口を言い、同調してくれる人を「自分の味方」と錯覚します。
実際には悪口を言っている対象に意見を言う勇気もありません。
その為、まるで自分ではなく同調した人が言っていたと告げ口をする事さえあります。
なるべく話をそらし、悪口を聞かないようにすべきです。
競争心が強い
「とにかく負けたくない」
「他人が褒められると嫉妬する」
「不満があるが意見を言う勇気がない。」
様々ですが、他人軸で生きている証拠です。
他人ばかり気にする人に、優れた人格の人は少ない事は容易に想像がつくはずです。
自信のなさと承認欲求を満たすため
必要以上に他人の噂に興味を持つ人は、紛れもなく「自分軸」で生きていない人達です。
他人が気になり、他人の評価に右往左往し、群れていないと不安な心理があります。
いずれにしても、自分が興味のない事に時間を費やすのは「時間の無駄遣い」です。
その為に自分の大事な時間を使っている事を意識してみてください。
時間は、お金などよりも大切です。
しっかりした目標があれば、他人との付き合い方も変わってきます。
噂や悪口を言っている人はドーパミンが放出され楽しいのですが、聞く方は不安ホルモンのコルチゾールが蓄積しストレスになります。
悪口に付き合うだけでストレスになり脳が傷つくだけでなく、場合によっては共犯者にさせられてしまうわけです。
他人のプライベートに興味を持つ低レベルの人ではなく、同じ目標や同じ価値観を持つ人と付き合いましょう。

世界の偉人や成功者に、一匹狼タイプが多いことは御存知ですか?
目標に没頭する人生は素晴らしいものです。
そして、目標の参考になる人と過ごす時間と、全く関係ない人と過ごす時間は「投資と浪費」ほど違います。
もしあなたが人間関係が鬱陶しいと思われているなら、いったん距離を置くべきだと思います。
あなたには、必ずやりたい事があるはずです。どうか自分に向き合ってみてください。
あなたの人生の貴重な時間は、あなたのためにこそ使うべきなのです。
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