
マーケティングで使われる「クロスセル」について御説明します。
個人で営業する時はモチロン、日常でも応用できる考え方なので是非ご参考になさってください。
「おねだり上手」になりましょう。
目次
クロスセルとは
聞きなれない言葉かも知れませんが、私たちは日常で「クロスセル」を経験しています。
そして、クロスセル(ついで買い)を上手く取り入れると客単価が上がります。
ハンバーガーを買う時に「ポテトもいかがですか?」と言われたことがあると思いますが、それです。
大学の時の友達がクロスセルの天才と言われていました。
居酒屋でアルバイトしていましたが、オーダーの内容に依って薦める商品を巧みに変えると20%は成功するとのことでした。
これはメチャクチャ凄い事です。
アルバイトでこのような努力を怠らない人が出世しないわけがありません。
現在、彼女は外資系メーカーの敏腕マネージャーです。
クロスセル実例
マクドナルドでポテトを勧められた経験のある方は、だいたい理解が出来たのではないかと思います。
その他にも沢山の活用方法がありますので、御紹介します。
レストラン・居酒屋
ランチを食べに行くとコーヒー付きセットで○○円と勧められます。
また、+1500円で飲み放題ですよ、と居酒屋のメニューに書いてあると「どうせ飲むなら。」となります。
もちろん、私は絶対に飲み放題にします。
スーパー
レジ前に、チョコレートやガムなど比較的安価で小さな商品が並んでいます。
メーカーは、レジの近くに陳列するための什器まで作ってクロスセルを狙います。
それだけ「ついでに。」という心理に着目する事は、可能性と効果が高いのです。
ガソリンスタンド
給油に行けば、点検しましょうね。と言われてボンネット内を点検されることがあります。
殆どの場合「お客様、これはやばいです」とオイル交換を勧められます。
女性の場合、かなりの確率でオイル交換しそうです。
「相談してみますー。」と笑顔で逃げて、安い店を探しましょう。
美容院
美容院に行くと「これが今日使った髪の傷まないシャンプーですよ。」とシャンプーを勧められます。
私は女性ですが、可愛い女性に笑顔で言われると「買います。」と言ってしまいます。
男性なら、尚更でしょう。
ネットショップ
ネットショップでも「あと○○円で送料無料」と出ているとつい送料無料を目指したくなります。
これをしている店舗としない店舗では売り上げが大きく変わりますね。
成功するポイント
逆の立場になると、よく分かりますね。
成功するポイントは、あくまでも笑顔で優しくさりげなく。
「気が利く妻。」のような愛を感じる演出が大切です。
売ってやろうという気合が入ると、失敗します。
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