写真で出来る自己肯定感を上げるための子育て

QOL

過去10年間、「写真の表現」をテーマに120~130回ほど初心者カメラ講座を行ってきました。
無料という事もあり子供から御年輩の方々まで様々な団体から依頼がありましたが、自分が知っている限りの写真の楽しみ方を伝えてきたつもりです。
その中で印象的なことは、「言葉で表現するのが苦手な人は写真の[太字]表現[/太字]が上手い」という事でした。フリースクールの学生達と写真展を行ったときに、ちょっとしたコツ(露出やホワイトバランス、簡単な構図など)を説明しただけで刺さるような写真を撮る子が多く驚いた事があります。

自分が撮った写真の説明をしている時の子供たちは「大人が気付かない目線やしっかりとした意見」をもっており、「もっと子供たちに表現の方法を与えるべきではないか」と感じています。

日本人は表現する場所を与えられていない

下の写真は、ひろしま女子カメラ部の初心者講座で「恐怖」を表現したAちゃんの写真です。Aちゃんは口数が少なく大人しい印象でしたが、撮影実習に入るとすぐにダンボー君を使って撮り始め、他の人達が迷って雑談している時も集中して撮り続けていた事を覚えています。

幼稚園に入ったころから大学を卒業するまでマニュアルに従うように教育されてきた私たちは、欧米と比較すると自分を表現する機会を与えられていないと感じます。私たちは各々、違う人間ですので価値観も考え方も違います。考えている事を即座に言葉や態度で表現できる人もいれば出来ない人もいます。
生きている限り「自分を理解してもらいたい」と思うのは当然の感情ですので、「音楽」で表現したり「絵」で表現したり「文章」で表現したりと、自分に合った表現方法を見つけられる人もいますが、一生見つけられないまま社会の中で周囲と足並みを揃えて生きていく人の方が多いのではないかと思います。
私は感性は子供のころから育て表現方法を身につけておくべきだと思っていますが、それもなかなか難しいのが現状かも知れません。

(ひとりぼっち/ひろしま女子カメラ部/Aちゃんの撮影写真)

子供たちが写真で撮った発見を話題にする

写真講座では「カメラを買ったから子供を撮ろうと思います。」という人が結構多かったのですが、大切なカメラを子供が触ろうとすると嫌がる人が多いです。
いまはスマートフォンにもカメラがついていますし、古いスマートフォンを子供に与えて「一緒に写真を楽しむ」ことをお奨めします。
部屋の隅にある「ホコリ」を撮影してきてビックリ慌てる事もあれば、寝ているお父さんの鼻の穴をアップで撮ってきたりなど「子供の視点」が分かります。
これはモンテッソーリ教育で行われる「子供に発見を促す機会」を与える方法で、その視点を理解したり話題にしたりすることが子供の感性を豊かに伸ばす事に繋がります。
感性を育てるのに必要なのは、間違いなく環境です。自分の価値観を押し付ける先生などは必要ありません。

子供の思い出写真を話題にする

子供の運動会の写真や、発表会の時の写真など子供が「頑張った」と感じた時の写真を必ず残しておきましょう。
その写真を見ながら子供の話を聞くだけで、子供は自分自身を認める気持ちが定着します。
子供の頃の記憶は非常に大切です。
自己肯定感を上げ、自分の力を信じて自分で考える力のある子に育てるのは、ちょっとした時間と工夫で出来ることです。
ぜひ取り入れてみてください。

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