マーケティングは売る仕組み作り・ブランディングは売れ続ける仕組みづくり

ブランディング

ブランディングの重要性

「ネット販売にブランディングは必要ない。」という方がいらっしゃいます。
実店舗で販売する場合とウェブで販売する場合とを比較すると、実店舗(大手小売)の場合は「本部バイヤー商談」から始まり各店に商品が振り分けられ消費者が手に取るまでの過程で「ブランド力」が重要になってくるのですが、ウェブ上ではブランドに依って決まるという事がなく「単に目立てばいい。」という考え方です。
ブランドが認知された商品は安心感がありますのでバイヤーが仕入れ(発注)を強化してくれやすいというメリットがあり、発注数が増えると各店の担当者も在庫を持つわけにいかないので目立つ場所に陳列(または展示)したり広告に入れたり等の連鎖的な動きが出てきます。
バイヤーも売れなかったら責任がありますし、利益率の良い商品を仕入れたいと思うのは当然の事ですので「ブランド」が大切だ、とも言えます。

一方、ネットで販売する場合には「バナー広告」→「ECサイトまたはランディングページ(LP)」→購入という仕組みになっている事が多いため、インパクトとアクセスが最も大切であるという考え方になってきているのだと思います。
インパクトを強化しようとするあまりに「不愉快なバナー広告」を執拗に流している企業を見かけますが、マーケティングの意味を理解していない証拠だと感じます。
ウェブマーケティングは「なまもの」ですので、一昔前の手段が通用しなくなるのも早く何が正解なのかというのはありませんが、人間の視覚から脳への伝達は一瞬ですので「気持ち悪い」と感じたものを見てみようと感じる人は「広告主が販売したい商品の価値」ではなく「気持ち悪い物」が好きな人だと理解しておかなければいけません。
ここで重要になるのは、基本的なマーケティング(売れるしくみ)を理解する事、ブランディング(売れ続けるしくみ)を意識する事になると思います。

マーケティングを強化するブランディング

消費者の購買行動には、自分の悩みに貢献してくれる(ベネフィット)商品なのか、信頼できる会社なのかという要素があります。
最初から信頼性の低い商品は警戒しますし、いくら綺麗なLPを作っても自分の悩み(需要)を満たしてくれない商品を買う事はありません。
商品を作る時にニーズ志向(需要があるものを商品化する場合)とシーズ志向(独自のアイデアや拘り)に分けることが出来ますが、私の経験上シーズ志向の商品で安定した利益を上げるようになるのは非常に難易度が高い事だと言えます。
やはり利益を上げたいと思うならば、需要のある市場(レッドオーシャン)の中で独自性を見出し、ブランドアイデンティティを確立させ、商品価値を上げながら購入のリピートに繋げるという地味な作業の繰り返しを行う事が大切ですし、そのためには常に市場の動きをチェックする事が必要になります。

その観点からも文化や歴史にはベネフィットの要素が少なく、ビジネスとして成立させるには他の情緒的な価値(有名な俳優が持っているなど)がなければ購買行動に至らないですし、最終的に趣味という自己満足の領域を超えられません。
自分の例ですが、趣味で始めた「写真雑貨制作」が、写真ではなく同人グッズ→雑誌社やゲーム会社、行政(ゆるキャラグッズ)など他のセグメントの需要が拡がりターゲティングを変更して法人化に至ったという経緯があります。
当時は独自でECを運営している人が少なかったこともあり、ちょっとしたSEO操作で顧客に見つけて貰いやすい環境にあったのですが、ECショップが乱立し既にウェブユーザーが広告疲れを感じている今、これからの効果的なマーケティング方法はSNSの「承認欲求」を活用した方法にあると言われています。
また、売れる商品も永遠ではありません。常に新しい商品を開発し販売し続けるためにもブランディング(売れ続けるしくみ)は必要になってきます。

全ての人がブランドです

商品やサービスに独自性とブランディングが必要なのと同じく、これからの時代を生きる個人も起業を目指す人達も独自の強みを見つけアドバンテージを上げていくことが目標達成に繋がるコツになります。
ブランディングは「売れ続ける為の仕組み作り」であり、マーケティング全体の重要な役割になります。
個人でも「独自性」を意識しておくと良いと思います。

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