ビジュアルを活用したブランディング成功例

SNS活用

個の時代に向けて

WEB2.0時代と言われる2010年後半あたりから、インターネットと共にスマートフォン、SNSの普及で「個の発信力」が重要になってきており、今後ますますサイドビジネスや起業で、自分自身を守る知識を身につけることが必要になると言われています。
特にSNSを活用したマーケティングは、無料で出来る事も多くあり「何か」を始めたいと思っている人の発信ツールとして最初に取り組んだ方が良い物と言えます。
発信に取り組むときに大切にして貰いたいのが「ブランディング」です。
ブランディングは「ブランドアイデンティティ(自分が周囲にどう思って貰いたいか)」と「ブランドイメージ(周囲が自分をどう思うか)」を一致させる作業です。何の実績もない一般人が私生活や主張を発信するだけでは意味がありません。まず最初に提供価値の明示・ブランドアイデンティティ(自分はどんな事を提供できる、どんな人なのか)という軸をしっかりと持つ事です。
そして、ブランドアイデンティティの発信で必要になってくるものが「ブランド要素」です。
ブランド要素は、ロゴ・マーク・色・キャラクター・パッケージ・空間デザイン・タグLINE・ジングル…と代表的なものが9つありますが、個人がセルフブランディングするには「何をする、どんな人か」というのを知ってもらうことを目的とし、一貫性と印象を統一するように設計します。

インパクトの活用

「ブランドをアピールする手段」として、インパクトのあるCMや広告を繰り返し流しメディア露出を高める方法が過去から行われてきたプロモーションの一つです。
しかし個人でそのような予算をかけることは現実的ではありませんので、SNSの活用が最も身近なプロモーションになります。
今回は、多くの記事の中から目に留まり興味を集めるビジュアルマーケティングについて考えてみます。
ここで気に留めておきたいことが、「人間の情報の約90%は視覚から入ってきている」という情報のメカニズムです。

解りやすく説明すると、例えば、いつも赤の衣装を身につけている人の記事を何度か目にしているうちに強く記憶に残ります。そうすると「この人は何をしてる人なのかな。」と興味が湧いてきます。
この「興味がわいた時」が一番重要です。
赤い服を着ている理由、赤い服に込められたコンセプト、それらのブランドを示す要素とパーソナリティーが調和していなければ違和感や拒否反応だけが残ってしまうからです。
強いインパクトと個性を受け入れられることが出来れば、ビジュアルによるブランディングは成功したと思っても良いでしょう。

自分をアート化する

以下のようなアーティスティックなビジュアルマーケティングは一般的ではないかもしれませんが、参考のために読んでおいていただければ幸いです。
●海外で絶大な人気の草間彌生さん
「わが永遠の魂」アートと愛に人生をささげ、生きてこられた強烈なインパクトがあります。まさにカリスマです。


レディガガのビューティーブランド。人間の脳に直接的な衝撃や刺激を与え続けるパーソナルブランディングの考え方は、参考になります。

ブランド構築は丁寧に行いましょう


ブッダの教えに「人生の勝者。」という思想があります。
他人と競って勝つのが勝者ではなく、自分の人生に勝った人が勝者であるという考え方です。

私は、自分と向き合い、自分を知ることがスタートだと思います。
みんなと一緒なのが良い事ではありません。
いま流行だから、誰かがやっているから、カッコいいから、儲かると聞いたから…
これらは自分が考えてそうしたいと思ったわけではなく、すべて他人依存の考え方です。

他人に目を向けるのではなく「自分はどんなことを提供できる、どんな人間なのか」を、深く丁寧に考えてみてほしいのです。
長い間、どんな経験を積んできたのか、どんな事に時間を使ってきて、何に詳しく、どんな価値を与えられるのか。
別にカッコいい事や立派なことを考えなくても良いのです。中途半端なカッコよさは、逆に言えば中途半端にダサいわけですから。
ゲームならゲームでもいいですし、単にゴロゴロと暮らしてきたなら「ゴロゴロ暮らしを極めた女」なんていうのも面白そうでそそられます。早速ゴロゴロしている女性のキャラクターや「ゴロゴロを極める、ごろ寝クッション」などの企画が浮かびます。

写真の堀泰子さんは、フランスに20年間住まれた後、数年前から日本で活躍されていますが「楽しく明るくエンターテインメント性のある通訳スペシャリスト」というイメージがあります。

写真:通訳ガイド・堀泰子さん 
彼女は海外生活が長いせいか「自分がどうあるべきで、どのように見て貰いたいか」という事を意識し、上手くアピールしていると感じます。

私は最近「人生は、結局ひとりで生きるものだ」と悟りました。
家族と一緒に住んでいても、ただの同居人ですから。
日本人は子供のころから「世間の価値観に沿ってみんなと同じように動くのが正しい事」という同調圧力の中で育ち、何らかの指示に従う生き方をしている人が多いと言われています。
その結果、日本人の自己肯定感は世界でも最低ランクであり、海外の人からは「自由であるはずなのに閉塞感があり、よく見えないカゴに閉じ込められた人生に見える」という声があります。

どうか、かごの中で人生を終えないようにしてください。

簡単に出来るSNSマーケティング

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