前回のPVC商品に続き、今回はアクセサリーなどで需要のある金属製品について作り方を御説明します。
様々な加工法と素材
金属製品もPVC製品と同様にピンバッジやチャーム、ペンダント、ブレスレットなど幅広い用途がありますが、素材や加工法が非常に多いのが特徴です
デザインや用途によって変わりますが、PVCと同じく100個程度、5万円前後の予算で作ることができます.弊社では主に9種類の中から御提案をしています。
●金属製品加工法: https://oem.promos.co.jp/metal/
単独商品として制作する事が多いのですが、商品価値を上げる為にブランドロゴを入れたファスナーチャームやプレートを付属する事も可能です。
金属製品は加工技術者でなければ分からない事も多く、実際にデザインを見せて頂き工場に打診しなければ詳しい御提案が難しいのが本音です。
よくあるのがイラストをピンバッジやアクセサリーにしたい。という御相談ですが、複雑なデザインの場合は印刷加工をお奨めします。型を取る方法ではグラデーションや細かい部分や立体的な表現が出来ないため、印刷での加工となります。
デザインについて
デザインを起こす場合、下の図案のようにカットする部分と繋げる部分を加味して作る必要があります。
ピンバッジは使用時に圧力が掛かるので2か所に留め具を取り付けます。
強度の問題があるので、工場に打診してデザインを修正します。
プライベートブランドのおすすめ
日本の市場で売られている雑貨製品は、中国で作られ商社が大量に仕入れたものが多くあります。
最近では中国のメーカーが直接ネットで販売したりしてますので、価格差の面でもインターネットで売り上げを上げるのが大変になってきています。
また、既成商品を商材にすると常に新しい商品を探し求めたり他店との価格競争をしなければならないので、差別化を図る為にも「プライベートブランド」を持つことをお奨めします。
弊社は2007年にOEMを中心としたマイクロインポーターとして立ち上げ、PVC、金属製品、服飾雑貨など小ロット生産が可能な中国工場と長年の付き合いがあります。
「この予算で、こんなものまで作れるなんて!」と驚かれることも多いので、独自ブランド商品を御検討の際は是非ご相談下さい☆
個人でグッズを作りたい方へ
オリジナリティのあるグッズを作って、販売してみたい。と思う方は結構いらっしゃると思います。
もちろん、好きな商品を作っても構いませんし、とても夢がある事だと思います
商品を作るときに大切なのは
・誰が買うのか
・なぜ買うのか(必要とされているのか)
・どこで買うのか
・いくらで買うのか
・競合商品は何か
・差別化(独自性)は出来ているか
最低限、このような事を明確化しておく必要があります。
全てがバッチリ決まれば売れるというものでもありませんが、実際に作ったときに困るのは御自身だからです。
「自分が作りたいから作る」のか、「人に必要とされているから作る」のか。
大きな違いがありますよね。
後者はペルソナ像があるので「どこにアプローチするか」が決まりますが、前者は知人に売る以外に思いつかなくなりませんか?

「ジャケ買い」「パケ買い」という言葉がありますが、パッケージはとても大切です。
とくに実店舗に並べて貰う場合、袋は山積み、箱は展示という事はよくあります。
本格的に商品展開を検討されている方は、パッケージの知識もあった方が良いですね。
⇒欲しくなるパッケージのデザインとブランディング
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