インターネット階層について

ECとSNS活用

インターネットの活用が盛んになっている今、知っているようで知らないWEBの階層について。
インターネットを利用する方は、ちょっと知っておいた方が良い情報です。

検索エンジンについて

私達が通常何かを調べる時に、「検索エンジン」を使って検索すると思います。
インターネットを使い始めた1990年代、検索エンジンはYahoo!が主流でした。インターネットという言葉自体知らない人が多かったと思います。その後、Googleが日本に上陸しGoogleとYahoo!の両方でサーチしていた頃がありました。
10年ほど前にYahoo!の検索エンジンがGoogleを採用し、私たちが見る「通常のインターネット世界」は次々とGoogleルールが適応され「ペンギン」や「パンダ」などのアップデートの結果、表面的な小細工で稼いでいたSEO対策や相互リンク大合戦の時代が終わりました。
背景色と同じ色のフォントでキーワードを埋めまっくたり、むやみに大きなフォントや無意味にキーワードを埋める作業(ワードサラダ)が正しいとされていた頃です。
その後もステマやキュレーションサイトなど様々な「ウェブマーケティング」が現れたり消えたりしていますが、それはGoogleの「世の中の為になる、よいブラウザでありたい。」という理念に基づいています。
Googleが掲げる10の事実

私たちが見ている世界はインターネット全体の4%にあたる海上エリア


一般に使われる約4%のサーフェスウェブ領域を支配しているのは現時点Googleなので、ウェブマーケティング業界では「Googleを制すものがウェブを制す」と言われています。
が、インターネットは決してGoogleが支配しているわけではなく、私たちが見てない96%の水面下の方が遥かに広く深く、膨大な情報があるわけです。

ディープウェブ・ダークウェブの危険性について(トレンドマイクロ・セキュリティブログ)

Googleの検索エンジンで表示されない理由は、単にGoogleの条件に合っていないというだけですので、ダックダックゴーなどを使うと出てくる有益な掘り出し物情報も沢山あります。
海外では実際ダックダックゴーを支持する人も多く、その理由にGoogleの執拗なプライバシー追跡問題やGoogleの作ったルールに依って、数ある優秀なサイトが評価されていない事などがあります。
但し、ダックダックゴーの検索結果には出てきてもサイトを開くにはTor(トーア)など特殊なブラウザが必要になるサイトもあり、それが一般的にダークウェブ領域と言われています。

ディープウェブ・ダークウェブでは何が行われているのか

念のため、前述のようにディープウェブにあるものはGoogleの基準に沿っていない、または機密情報など何らかの理由でインデックス化されていないサイトも沢山ありますのでディープウェブ=悪質サイトというわけではありません。サーフェスエリアに上がってきてない普通のウェブサイトも沢山あります。

ディープウェブ内の深層領域の一部にある「闇取引サイト」と呼ばれるサイト(シルクロードなど。今どうなっているのか不明)では、パスポートやクレジットカードの個人情報、FacebookなどSNSのアカウント情報、Amazonなどのレビューアカウントリスト、犯罪関連の取引まで驚くような売買が行われています。フェイクも多いのではないかと思いますが、実際の取引には個人の特定が出来ないように暗号通貨が使われます。
犯罪絡みだけではなく、大きな金額の投資プロジェクトも行われています。
何れにしても一般の生活を送る人には関係のない世界ですし、紙一重ですので、興味本位で近づかない方が賢明です。
セキュリティ対策を行って一般的なブラウザを使用していると通常ハッキングサイトに迷い込むことはありませんが、運悪くSNSやショッピングサイトなどから個人情報を抜かれる事もあります。
インターネットはとても便利ですが、紙に書いたもののように「データを削除したらネットから消える。」というような単純なものではないので充分に注意しましょう。
【万が一の時の相談】
サイバー警察 https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.html 
(内容に依ってはホワイトハッカーに依頼する人もいるようです。)

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Mariko Akimoto

悪と闘うホワイトハッカーに憧れる人は多いみたいですね。これから需要は増えると言われていますので勉強してみたい方にお勧めの本を御紹介します。
●認定ホワイトハッカー、阿部ひろきさんの著書です。分かりやすいです。
⇒ホワイトハッカー入門
●PCで仕事をされる方に。データをスマホやタブレットなど他のデバイスで共有できるネットワークHDD、NAS。
⇒BUFFALO NAS スマホ/タブレット/PC対応 ネットワークHDD 3TB LS210D0301G 【エントリーモデル】
エントリー用の使いやすい3TBです。

ハッカーについて


突然ですが、ハッカーが何故パーカーを被っているのか。
「ハッカーは追跡を免れていろんな場所からインターネットを使い他人の情報に侵入したり攻撃するため、万が一、アクセスポイントなどで追跡されたときに防犯カメラで個人の特定が出来ないようにするためにフードを深く被る。」とされていますが、
想像すると逆に目立つし怪しいと思うので、単にハッカーを表現した一般認識のスタイルのような気もします。
目的は金融犯罪、テロなど様々ですが、犯罪者と戦う立場のホワイトハッカーという職業もあります。
先日、暗号資産取引所から220億ハッキングされたというニュースがありました。
日本では暗号資産が浸透していませんが、海外でビットコインなど暗号通貨が拡がっている背景に投資や利便性だけではなく国からの資産把握を免れようとする投資家や違法取引などもあり、中国のように規制する国もあれば逆にエルサルバドルのように法定通貨として認める(ざるを得ない)国もあります。
今後も暗号技術とブロックチェーンによってインターネットの世界は変わり続け、把握するのが難しいダークウェブの拡大と共に混沌とした社会が拡がると言われています。
殆どの日本人が現状を把握してないままインターネットの世界は加速的に変化し、ステージが変わり続けていますので、日本が遅れを取るのは必然と思われます。

私は世界が進み過ぎている事に恐怖を感じるとともに、そのうち逆行せざるを得ない部分も出てくるのではないか、そして何周も遅れていた日本と偶然足並みがそろう日がくるのではないか、それにも気付かず日本人は相変わらずドメスティックな議論に夢中になっているのではないか、などと想像したりします。

(おまけ)日本の独自性について御提案

数年前、日本の”ゆるキャラブーム”のニュースを見た外国人が、「もはや、日本人は異国人ではなく異星人だ」と言ってましたが、日本人の私もそう思います。

日本は、もう無駄に世界に追いつこうと焦らず、独自路線を貫いて”癒され愛される、東洋の不思議な島国”という存在になれば良いのではないでしょうか。
ゆるキャラとアニメで埋め尽くされた日本は、おもてなし文化との相乗効果で「行ってみたい憧れの国ナンバーワン」になる事でしょう。
そして、赤と青の眼鏡をかけて観る幻の3D映像体験や、かつて米トヨタのCMにも起用されたボカロなども同様にエンターテインメントとして活用し「ファンタジーの国JAPAN」になれば良いと思います。

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これは個人的意見なのですが、人間は一旦競争や発展を目指す事をやめ、地球に生かされている現実に立ち返って農業技術や環境問題に尽力すべきだと思います。
デジタル技術の発展と共に政治的な問題も複雑になっていますし、暗号通貨が法定通貨の価値観を崩壊させるのも時間の問題だと思います。政治を取り仕切るのが「競争を本能とした人間」である限り、もう地球や人類が良くなる事はないと感じます。

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