美味しそうに見える写真の撮り方(唐揚げ編)

写真の活用

露出と切り取り方でイメージが変わる

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Mariko Akimoto

2011年からひろしま女子カメラ部を運営しています。
当時はカメラ女子ブームでしたので、カメラメーカー勤務で得た知識を提供したり、写真を使って雑貨を作ったり、子供たちの写真展や親子撮影会を開いたり、色々な可能性にトライしてみました。
メンバーの方が「上手くなりたい」という熱意が強く、教わる事も多かったと感じます。
私はプロカメラマンではありませんが、時折り「美味しそうに撮るコツ」「インスタ映えする写真セミナー」や「人物を上手に撮るコツのセミナー」など企業様やメディアから依頼がありましたので、知っていることを少しだけ書かせて頂こうと思います。

ザックリいうと、「露出」と「切り取り方」でイメージは大きく変わります。最初はこの二つを意識するだけで良いと思います。

光の当て方

事務所の近所にあった唐揚げ屋さんのオーナーが、「チラシを作るのに写真を撮ろうと思って物撮り用の小さなスタジオを買ったけど、どうしても上手く撮れない」と相談に来られました。
写真を見せて頂くと、下のような感じになっていました。

一目瞭然で下から光を当てていて、主役の「唐揚げ」が暗すぎるのが分かります。上にかかっているソースもみずみずしさがなく、時間が経っているのが伝わってきます。
「なぜ下から当てたんですか?」と聞くと、
「このスタジオを買ったショップに掲載されていた、下から光を当てて撮ったアクセサリーのサンプル写真が綺麗だったから。」と言われました。
恐らく上からも光をあてていたはずですが、下から当たっている光の印象が強かったのかも知れません。

斜め上から光をあてた写真が下の写真です。お皿があるので下からの光は要りません。

切り取り方

初心者講座をやっていた時に一番多かったのが「全部を写真に収めようとする」撮り方です。
目的によってはそのような写真が良い時もありますが、「主役」が分からなくなります。

お客様にお皿の形などを伝える必要はなく「美味しそうに見えている部分」だけを切り取り「美味しそう」と思って貰えればいいわけですので、不要な部分はバッサリと切ってしまいましょう。

上手くいかないと思ったときは、「露出(明るさ)」と「トリミング(切り取り方)」

この二つを意識してみて下さいね☆

写真を活用しましょう

どんな仕事でも、「視覚」で伝える事が最も効果的であることは「人間の記憶に対する影響は視覚が90%」と言われている通りです。
動画は観るまでのアクション誘導が必要になりますが、SNSでもHPでも新聞や雑誌、広告でも写真は「目に入ってくる」パーソナルブランディングに必須なマーケティング要素です。

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御自宅で撮影される時のスタジオキットを御紹介します。大袈裟に見えますがクローゼットの隅に収まりますし、すべて揃っているので便利です。
⇒撮影スタジオキット(ソフトボックス・アンブレラ付き) 
最近は安くて使いやすいものが沢山ありますが、簡易ボックス型のものはライトの調整が難しく、あまりお勧めしません。

私は本職ではないので、未だにD90とGF5で勝負していますが良いなと思っているカメラを紹介します。
●Nikon ミラーレス一眼カメラ Z fc Special Edition キット NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE付属 ZfcLK28SE
どっちかというと女性に好まれるデザインです。軽く画質も良く動画もOK。旅行やお散歩が楽しくなること間違いない、初心者向きです。

●D500は発売当時、業界が色めき立ったD300の後継機種。発売からずいぶん経ちましたが、NikonのAPS-Cの最高峰であることは間違いありません。
ニコンが拘りに拘ったDXフォーマットのフラッグシップで、Nikon社員も次々と購入したという逸話があります。

フルサイズはプロっぽく見えるし実際にプロが好んで使いますが、何もかもが重く高いので個人的にはAPS-Cを推奨します。

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