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インターネットビジネスを始めてみたい
長引くコロナ禍、この先が不安定な方も多いことと思います。
過去30年近く、上がったり下がったりするインターネットビジネス業界を雲の流れを眺めるような感覚で見てきました。
多くの人が言われているように、これから「個の時代」「世界への発信」に着目すべきなのは確かだと思います。
そのような観点からも、これからの日本人にお勧めできそうなインターネットビジネス方法を御紹介したいと思います。
海外のオリジナルグッズ制作工場のリセラー(代理店)
これは私が会社を設立するきっかけになった「ドロップシッピング」と言われるもので、工場から認められたリセラーとしてビジネスが出来ます。
ドロップシッピングビジネスには「ドロップシッピング契約」というものがあり、販売者として認められた立場を指します。
販売者として認められていなければAmazonで販売が出来ませんので、その場合はドロップシッピングではなく転売という事になります。
日本は曖昧ですが海外は厳しいので注意してください。(ドロップシッピングの正しい知識)
※※メーカーとの販売契約がなければドロップシッパーとは呼べません。
ドロップシッピングを使ったオリジナルグッズサービス
御紹介するのは、世界各国に直送している香港の昇華転写工場のドロップシッピングサービスです。
アイテム数は世界一と言われており、今では4000種以上になっています。女性用のアパレルは水着からドレスまで、子供用やバッグ、靴、アクセサリーなど殆どの物が作れます。
また、昇華転写後に縫製されますのでオリジナリティの高い商品が出来ることでもポイントが高いと思います。
私は欲張りなので、あれこれと気の向くままに扱っていましたが”バッグ屋さん”、”靴屋さん”などカテゴリやテーマを決めてECサイトで販売した方が間違いなく売れます。
このシステムを使ってインターネットビジネスをしているデザイナーやイラストレーターは、世界中にたくさんいらっしゃいます。
登録方法と関連資料
下記がリセラー用の管理画面です。かなり古めかしいのですが、これを知っている人は少ないので、オリジナルグッズビジネスをするならチャンスかもしれません。
(画像をクリックすれば登録画面にアクセスできます。)
登録方法と使用方法
海外のサイトになっているため、日本語のマニュアルを作ってみました。下記Googleドライブに資料がありますので参考にしてください。
●Google Drive フリーマニュアル
【資料の内容】
①マニュアル
paw.pdfと書かれたものが、ドロップシッピングサイトに登録する方法とサイトの使い方です。
②商品リスト
取り合えず商品とリセラー価格を知りたい人のために、商品の一覧リストがprice20210128.pdfです。1年前のものですのでアイテムの変更があるかもしれません。
参考程度にしてサイト内で確認してください。なお、1ドル=120円で計算しています。
③ECサイトのマニュアル
売るためにはショップやLP、SNSなど手段がありますがグッズだけで収益化を目指したいなら専用ECサイトは必ず作った方が良いと思います。
私はSTORESとBASEの代理店をしていますが、STORESを推奨します。理由は最後に書きます。
④写真撮影の資料
ECサイトやSNSで投稿するときには写真が必要です。知識があった方が役立ちます。
スタートアップに必要なものは一式入っています。
販売方法と実績について
私はECサイトを作って手あたり次第に掲載し、「写真のグッズ制作代行」として営業していました。かなり雑だったと思いますが、商品が面白いのでアクセス数が増えるのは早かったです。
実際は写真グッズではなく、コミックマーケット向けの人や、アニメ関連、出版関連の方など「フルカラーで印刷できる商品」を探して来られる方が殆どでした。
別で書こうと思いますが、写真グッズの商品化の難しさには様々な理由があります。
そして、下記が当時の売り上げです。
仕事をしていたことや子供がいたことで本当に片手間でしたが、当時は今のように情報が多くなかった為か、割と早く収益化することが出来ました。
写真関連の仕事がしたくなったのでサイトは売却しましたが、利益率が高いので真剣にやれば5倍くらいに伸びたのではないかと思います。

私が「日本人にお勧め」と書いたのは、日本人のイラストやデザインが繊細で美しいと思うからです。
海外のサイトでも「書」のフォントを入れたグッズや、家紋のデザインなど売られていますが、日本の美しいデザインと比較すると残念な気分になります。
このシステムを使うと海外への販売も簡単ですので、興味のある方はトライしてみてください。
以下は、インターネットのおすすめ本です。
1.取り敢えず、ザックリ知識が欲しい方に。
⇒インターネットビジネスのトリセツ
2.学生から投資家・経営者まで、全業界の「この先10年の地殻変動」が1冊ですべてわかります。
⇒2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ (NewsPicksパブリッシング)
「この先、インターネットで仕事するには何が良いですか?」という質問には、やはり「何に興味があるんですか?」とお聞きするしかありません。それほど、何でもできる時代になっています。
例えばトレンドになっている仮想通貨は「お金」が商品ですので、お金そのものが好きな人、興味ある人にしか出来ないと思います。
アフィリエイトにしても何にしても、興味のない物を売るのは商品知識を得る事が苦痛になりますし、そうなると必然的に収益化が出来ません。
自分の時間を最大限に使うことが出来る「好きなこと」に注力すれば知識や技術が身につくのも早く、徐々に形も出来てくるものです。
いずれにしてもマネタイズするというのは簡単なことではありませんので、「誰でもできる」「簡単」というものを探さないようにした方が賢明です。
今回ご紹介している「オリジナルグッズビジネスも、デザインやイラスト、写真などクリエイティブな事が好きな人には向きますが、直接的にお金を稼ぎたい人には不向きかも知れません。
SNSの種類と活用方法
ECサイトを作ったから安心、と思うほど甘いものではありません。膨大な数のサイトやECショップが量産されている今の時代、ここからが勝負です。
なるべく広告費をかけたくないと思われる方は、やはりSNSを活用するのが効率的だと言えます。ある程度のフォロワー数がいれば非常に有利です。
STORESはInstagramと簡単に連動できる点でも非常に便利です。
ビジネスをスタートする時にもSNSは外してはならないマーケティングツールになってきています。
SNSも様々な活用方法がありますが、国内での発信ツールとして使えるのはTwitterとInstagramだろうと思います。
Twitterは国内の使用率が一番高く、Instagramはユーザー層が比較的若いためや視覚に訴える効果があるので、マーケティングを行うには最適です。
逆にFacebookは中高年層の「報告会」のような利用方法になっており、幅が広がりにくいためインターネットビジネスには不向きです。
YouTubeは撮影に時間や技術が必要になり、InstagramやTwitterと違って見て貰うためのステップが高いので定着しにくいのが現状だと思います。
SNSマーケティングで無料で今すぐに出来るのは、ハッシュタグ付けマーケティングです。
これは観光キャンペーンや写真コンテストなどで、例えば「#沖縄○○」とタグ付け投稿を促しInstagram上でシェアするというもので、簡単に行うことが出来ます。

SNSの発祥であるアメリカでは、10年以上前からSNSwallというプラグインを活用し「ハッシュタグ」機能でタグの付いたフィードを呼び出した画面をイベントなどで使われています。
現在、下記サイトで「期間限定SNSプロモーションサイト制作キャンペーン」を行っています。是非お試しください。
SNSwall: https://promosjapan.com
好きなことをするというのは、人間に生まれてきて一番の贅沢だと思います。ただ、収益化できなければ単なる道楽にすぎません。
もしも好きなものさえ分からなくなってしまった方には、子供の時に何をするときが一番楽しかったのか思い出すのもヒントになるかと思います。
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